★ガリフナの夜

(丑三つ時が好きだ...)

何故なら、一日の中で最も気分が落ち着くし、真っ平になれるからである。人間、ホルモンバランスを整えるために必要な睡眠は、午後の22時〜午前2時までだと言う。

(まぁ...)

とにかくおれは体に悪い生活を日々繰り返しているらしい。

(とりあえず一服するか...)

と、真夜中の武蔵野の空を見上げる。片手には"三岳"の水割り。霞がかる夜空には朧な下弦の三日月が淡い光を落としている。見渡す限りの武蔵野平野。

(まさしく日本の夜だな...)

日本の夜の色は真っ黒ではない。深い紫色なのだ。だから甲賀忍者の"墨流し"は濃い藍色だった。闇に溶け込むために。

(流石やな...)

四畳半の部屋から聴こえてくるのはガリフナの音楽。僕はガリフナが好きだ。メキシコ先住民(主にマヤン)と、黒人逃亡奴隷の混血音楽だと言われている。現在の国で示すならば中米ベリーズ辺り発祥の音楽である。

(ロックでアフロでラテンな音楽)

ギターも乾いていてかっこいいし、うたも好い。パカスも好きな感じだ。アンディ・パラシオにしてもだけど、そんなところが好きだ。最近、"赤い商店"で『ガリフナ・コレクティブ』なる編集盤を手に入れたのだが、これが一際よい。

(ありがとう!)

この世にたくさんのすばらしい音楽が溢れていて、それを奏でる人々がいることに感謝したい。そんな春の夜の一筆。乱筆乱文御免候...。


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