★八月八日 ぐるぐる 解放!

この7月でバンドを始めて5年が経ちます。長いような短いようなこの5年間を振り返ってみると、数々の舞台に呼んで頂き、立つ事が出来た事にあらためて心から感謝します。人生において起る事は例外がほとんどという事ですね。お客さんを始めいろいろな方達とのご縁が成せる結果だと思っています。2007年に下北沢で産声を上げて以来、日本の各地を行脚しながら数々の出会いを重ね、初の西洋への演奏旅にも行く事が出来た事実は、僕の人生に新しい意味を与えてくれました。音楽があって本当によかったと思う経験でした。これからもそうありたいという思いを込めて、新しいアルバムを来月8月8日にリリースする事になりました。パチパチパチパチ!! 前作”Bon Voyage!”のリリースから僅か半年間でかたちになった新作”ぐるぐる”は、30曲入り2枚組CDという完全非商業的な作品に仕上がりました。とは言うもののそんな事は特に考えて作っていないので、30曲でかたちになったと言う他ありません。EKDというバンドは自分以上のなにか大きな流れの中で少なからず形を変化させながら、5年間という歳月を駆け抜けてきたと思います。それだけに自分なりの現在の有様が詰まった作品になっているという事は言えると思っています。デザインはすべてRE(未来世紀メキシコ/5W)氏が手掛けてくれました。八月八日は”葉っぱの日”で”無限の日”だそうです。今年も間もなく来たる民衆のまつり盂蘭盆には、虫達の声とお囃子と”ぐるぐる”を楽しみながら過ごしてみたいなと思っています。あなたもよかったらおひとついかがですか?


EKD/ぐるぐる

EKDCD004/FZMX

2012.8.8 release!


=DISC 1=


1.登場音頭

2.Totem Pole

3.終わりない旅

4.Esperar

5.もずが枯れ木で〈茨城県民謡〉

6.Cumbia De La Luna

7.Pluto

8.Sacrificio

9.ラディッシュ (feat. アクセル長尾 from 赤い疑惑)

10.斜陽 (feat. Doc. Koyamantado from 未来世紀メキシコ)

11.¡Muy Cabron! (feat. ゴージャス尾原 from ボンクラ峠)

12.Bonanza Mexico #3

13.浮世節

14.ボケます小唄〜ボケない小唄〈民謡〉

15.ブーゲンビリア


=DISC 2=


1.再登場音頭

2.怪のうた

3.EJNK

4.CUMBIA! Version〈Music from Rojo Regalo〉

5.放浪者

6.Clandestino(feat. RE from 未来世紀メキシコ)〈Music from Manu Chao〉

7.Massanga #1

8.ぼくの朝

9.Freedom Street

10.The Edge Of Sorrow

11.ガブリオロット

12.ティダノワ

13.もうたくさんだ!

14.蝸牛

15.ぐるぐる



★6.29 梅雨の晴れ間の午後の回想

 昨年の震災によって起きた原発事故で、僕らの暮らしは一気に放射能に汚染される事になりました。共に生きていくしかなくなったと言ってしまっては、身勝手な人間の傲慢だ!と他の動物達に怒られる事でしょう。起こりうる事でしたが、僕たちはそれを選ばされているのでした。生き物の寿命からすると途方もない量の毒を、自らの手でこの地球に放ってしまっているのでした。やがて権力は醜い体質を露にしていきました。やりたい放題の彼らに翻弄されながらも、今この島国には1億人以上の人々が一緒に暮らしています。かつて同じ日本列島に住んでいた縄文時代の人達は、一本の木を切るための是非を精霊に”お伺いをたてた”のだそうです。”お伺いをたてる”とは即ち、その一本の木がなくなる事によって周りにどのような影響を及ぼすのかを考察する術であったといいます。だからこそ縄文時代は1万年以上の永きに渡って文化を保つ事が出来たのでした。日本列島には度重なって人々が流れ着き、文化を融和させながら花開かせます。大地母神と太陽が育んだ思想は、生と死の循環から成る悠久のひとときでした。紀元前夜、国家的な稲作を受け入れた僕たちの祖先は、大地を人間向きに作り替える技術を開発します。農村が編み出した循環型生活体系である”里山”はその結晶として日本各地に形成されてゆきました。その一方で鍬を突き立てられた大地の母はやがて姿を消してゆきました。かつて北アメリカの先住民の多くが農耕に従事する事を頑に拒んだ理由がここに現れています。彼らに母なる大地の肌を傷つける事なんて出来なかったのです。ギリシアではガイアが格下げされ、天候神ゼウスがオリンポスの中心に立ちました。稲作による生活は暦と天候に対する信仰を高ぶらせる一方、死に対する極端な穢れの思想を誕生させました。人々は天を仰ぎ始めるのでした。定住による富の偏りが大量の血液を大地に染み込ませ、海に洗わせました。そして18世紀に西洋で生まれた近代合理主義という新しい歯車が動き始めるのでした。この文明はわずか数百年でこの星を破滅的に汚染してしまいました。細分化された合理思想は、非合理的な営みによって社会を高速回転で動かし巨大化していったのです。そして今やその歯車は同じ方向にはこれ以上回る事が出来なくなって壊れてしまっているのでした。アボリジニや北米先住民の聖地で天然のウランが見つかっているのには訳があって、彼らが守ってきた悠久の時を得るための先人の知恵であったのだと思います。ジャマイカのラスタマンに”I&I”という言葉があります。”あなたとわたし”ではなく”わたしとわたし”という考えです。これは森の哲学仏教にもあります。誰かと対するというより存在するという感じでしょうか。人々は分かち合う事で生き延びる事が出来たのです。日本においても戦前まで”国民精神総動員”というスローガンのもとに国や社会に尽くすための教育がなされましたが、戦後はその反動で自己主張が強調されたエゴイズムの社会となっていきました。その結果人々は分断され、かつての3世代に渡る家族形態は崩れてゆき、おばあちゃんが孫に子守唄を歌う姿は見られなくなっていきました。子供は保育所で、おばあちゃんは老人ホームで過ごさなくてはならなくなったのです。生活のすべてに歯車が食い込んでいるのでした。1950年代から世界の人口は爆発的に増えます。やがて人類は生命の宿命を背負わなくてはならなくなりました。それは食料や水の不足でした。ある政治家さんが「途上国の救済なくして先進国はありえない」と言っていましたが、そもそも何が進んでいるのかという事を考え直す時がやって来たのです。人間という文字は象形文字で”支えあいながら巡りあう存在”という意味を持っているそうです。「地球は丸いというし」と言っていた今は亡き嘉手苅林昌さんの言葉を思い出します。この地球はきっと長い年月をかけて、僕たちが残した核をすべてで分かち合いながら浄化してくれるでしょう。そして僕も紛れもないその一員なのです。この世のすべての一部が自分であるからこそ、思いが実現しているのだと理解したいのです。険しい時代にこそ人類の知恵が試されているのですから。

★CUMBIAS CUMBIAS CUMBIAS CUMBIAS

 
CUMBIAS

CUMBIAS

CUMBIAS

CUMBIAS

かっこいい〜!この方達の選曲はもはや職人技だと思う。流石の一言です!! CARIBBEAN DANDYがコンパイルしたCUMBIA集CD”CUMBIAS CUMBIAS CUMBIAS CUMBIAS”がリリースされました!!!! それで昨夜はこの作品のリリース記念パーティーが東高円寺のGRASSROOTSというお店であったので行ってきた。そのお店は10年ぶりくらいに行ったけれど雰囲気はどこか変わらぬままで、高円寺のローカル感が満ち満ちていてクンビアがよく似合っていた。近所から来ているお客さんも多いらしく、安心感があって、無防備で、田舎の臭いが漂っていて、どこにいるのか一瞬分からなくなる気分だった。飲み過ぎたけどまた行きたい。家路につく頃には雨がポツポツ降ってきた。本州もだいぶ梅雨っぽくなってきたというところで”ピアノネグロ”がぴったりです。コーヒーを入れて一息入れてインターネットのニュースに目をやると、企業の総大将に政府の大臣が頭を下げている。どうやらTPPを早く進めろと言う話らしいけど、要するにTPPに参加(という言葉を使っているけど加盟)すれば企業の総大将が儲かるのだろう。それはよく分かる。大臣も真顔で「どんどん進めていきます」とか言っているみたいだし。それも分かるけど、この絵からは国の上に企業がいる事も分かる。秋田でお米を作っている友達の事を思い出していると”泣かせてくれよ”が流れる。当時の中南米でこんな音楽がたくさん生まれて、今では世界中でクンビアが演奏されている。そして僕たちはVERY BE CAREFULと同じ時代に生きている。確かにクラブにいってもクンビアが流れない夜はないのかも知れない。僕にとっても”青春のリズム”。コロンビアまで届けー!!って事で内容は僕には言葉にできないので、まずは日本のみなさんから聴いて下さい!!

ヨロシクーンビアー!!!!



ZOOT SNRIZE SOUNDS



★WELCOME TO EKD WEB SITE!!★


みなさんこんにちは。
EKDのホームページを開設しました。
これからもどうぞよろしくお願いします。


EKDDIK 2012.6.6

★2011 in Euro★

 



























★2010.3.13 @青山蜂 "Groove laboratory 2010"★

Photos by Monalisa Fotos








★2009.12.29 @Riquid Room "Tokyo No.1 Soulset" ★


Photos by Monalisa Fotos

























★CONNECTION★


★MAIL★








ekdfzmx@gmail.com 












★MEMBER★

★EKDDIK
生まれは愛媛県にある三津浜という小さな港町。未来世紀メキシコの一員。部屋で作った曲を収穫してはリリースするという農耕的な生活を送っている。自作の歌や民謡などをうたう弾き語りでも活動中。
 
★SAUDI
東京のレヴェルミュージックにおける最もかっこいい音を聴かせるDJ集団、CARIBBEAN DANDYのラストオブモヒカン。東京バビロン発・移動式パーティー衆、未来世紀メキシコのボスでもある。バンドでは飛び道具を担当。
 
★ピーチ岩崎
東京ラテンロッカーズ、COPA SALVOの元ティンバレス奏者。叩いて、酔って、踊って、脱いで、ファンクでピーチな生活を送るフルスイングドラマー。傍ら渋谷オルガンバーにて混血パーティー”BAILA”を主催するという夜の顔を持つ。2012年から地元である静岡県焼津市に移住。
 
★ゴージャス尾原
愛知県豊田市に在住。ボンクラ峠、SUNDAY MORNING ORCHESTRA、千秋楽、風の音楽団などのバンドのドラマーであり、日々幾多のジョイントを重ね、探究心を忘れることのない永遠のタイコ叩き。その身から滲み出るパーカッシヴなオーラは唯一無二。

★RYOHEY
粋でいなせなパチャンガバンド、DUB BASTARDSや、路上の星屑、STREET CORNER'S WITCHのアコーディオン奏者。2013年からEKDにも加入。蛇腹に取り憑かれて余年、石の上にも3年の伊達男。